親の運転が危険になってきた！高齢者が免許返納しない理由や心理は？
高齢者ドライバーの事故が相次ぎ悲しいニュースが多いこの頃です。
若いころは判断できたことも、対応が遅れてしまったりすることもあります。
親の運転が危険になってきた、車の傷が増えている！
それに気づいて運転をやめさせたいけど、高齢の親が免許返納しない
理由と心理があるのです。
まずはそこから理解して、自主的に免許返納できるように説得していきたいです。
私自身、高齢の親と同居していて車の運転については親と色々あります。
ほんとにすごい言い合いになったり 汗
喧嘩になったり。。。
その中での親の心理が垣間見えるところも含めてご紹介していきます。
事故を起こしてからでは取返しがつかないですからね。
Contents
高齢の親が免許返納を嫌がる理由と心理は？
親も高齢になってきている。
70歳からは高齢者講習を受けないと免許更新できない。
75歳になると、認知症の検査も加わってきます。
それくらい高齢者ドライバーは危険度が高いのですが、免許返納を嫌がる
高齢の親の理由や心理とは？
運転できないと生活が不便
交通が不便な所に住んでいる、自営業などで仕事で必要だから、
そういった物理的に生活に支障が出てくることで運転をやめない人もいます。
買い物に行くのも、バスが１日に数本しかないとか
そのような地域であれば、車は生活必需品になっているんですよね。
しかし街中に住んでいて交通手段も色々あり車がなくても生活にさほど支障がない人でも、
今まで車を運転することが当たり前になっている人は
運転免許を手放すと
「不便になる」
そう感じるものです。今までの便利さを手放せないことも理由です。
自分に限って事故はしないという自信過剰
自分に限って事故はしない！！
これは高齢者だけのことじゃないんですよね。
事故は誰にでも起きてしまう可能性はあります。
免許の取りたての頃に
何度か車をこすった経験がある人も多いでしょう。
でも運転に慣れてくると
２０代であろうと、３０代であろうと年齢に関係なく大抵の人は
「自分に限って大きな人身事故なんてしないよ」
自身過剰になってくるんです。
自分にも言い聞かせないといけないです 汗
高齢者だって同じです。
もっともっと運転歴も長い分
運転キャリアが長いのだから若いものよりも安全だ！くらいの勢いで
自信過剰になっている高齢者もいます。
プライドがあり年齢を意識したくない心理
高齢者、高齢者ってうるさいわ(-_-メ)
ってなところでしょうか。
サラリーマンであれば、60歳ごろで定年を迎えて
嘱託でその後65歳ごろまで雇用される、もしくは70歳までの職場も。
確かに私の職場や周りの60代の人たちってとても元気ですし
しっかりされています。
キャリアもありますし若い人よりずっと頼りになります。
これは他人から見た目であり、実際その人たちが家族にどう思われているかは分かりません。
60代で現役を離れることが多い現在
その時点で
まだまだ現役でやっていけるのに・・・
という経験するのです。
そういった方たちが70歳になって、75歳、80歳になっても
体が元気で動ける人は、そのプライドはずっと持ち続けるんだろうと思っています。
私の父は自営業のため、定年はありません。
そのため余計にいつまでも現役なのに、
周りから危ないだの、高齢だから運転はしない方がいいとか余計なことを言われることに
腹立たしいのだと感じます。
自分が頼られなくなる不安と孤独
高齢者の人たちも、もちろんですが誰でも若い頃がありました！
高齢の親がいて、今こうして親の運転が危なくなってきたなと
思って免許を返納してほしいと考えているアナタ自身
親の若い頃と比べて、少し寂しい気持ちも心のどこかであるかと思います。
年齢を重ねてきて、高齢者と言われる父や母。
男性であれば働き盛りで誰からも頼りにされたり
女性であれば買い物へ行ったり、子育ての事で忙しい毎日。
やはり自分で何でも出来て動けていることに生きがいを感じます。
若い頃は、しんどいなぁ、大変だ、
いちいち運転して用事で動くのも面倒くさい！
そんな風に思っていた人も
いざ免許返納を考えることとなると
なんだか頼りにされなくなったような不安感や
行動範囲が狭くなりそうで、今までの人付き合いもできなくなるのでは？
少し孤独感に似たような心理になることもあります。
親の運転が危なくなってきたことのチェック
親と同居していて、一緒に車で外に出る機会が多いと
親の運転が危なくなってきたことは分かりやすいです。
遠方に住んでる親の年齢だけを気にされている人は
帰省した時に、親の運転に同乗してみてください。
※認知症の疑いがある場合は、運転自体がかなり危険があるので
試し運転はやめておいてくださいね。認知症の傾向がみられるときは病院へ行く相談
そして今からチェックする項目の、車の傷をまずは見てみてください。
同乗してブレーキのかけ方や行動をチェック
高齢の親の運転をチェック！！
お分かりの人は、こんな基本的なことを・・・と思われるかもしれないですが
ご自分が運転される人のチェックがおすすめです！！
免許を持っているけど、ペーパードライバーなの。。。という人では
なかなか細かい運転のところは分かりません。
チェックする人が、運転できない人で
あっぶない！この運転・・・(>_<) と感じるようであればかなり危険です！！
- 親の若い頃からの運転の方法を知っている
- チェックする人も現在運転している
こういう人がベストです！
若い頃からの親の運転を知っている状態がベストなのは
元からちょっと危なっかしい運転の人（失礼な言い方ですが 汗）
スピードを出しがち、ブレーキもギリギリで一気踏み、
その人の運転の癖もあります。
そこを踏まえた上で
- 高齢になったから判断が遅くなっていないか？
- ブレーキのタイミングが遅くなっていないか？
- 信号のうっかり見落としをしていないか？
などなど、チェックしてみてください。
ベストなチェックの人、と言っていますが理想ですので
臨機応変に対応してみてくださいね。
車の傷などをチェックする
自分のミスを平気で家族に話す人もいます。
物に軽くこすってしまった時でも、話す人もいれば
自分のミスを一切言わない人もいます。
話してくれる親ならいいですが、言わない親であれば
車の傷をチェックしてください。
ぼっこーん！！と凹んでいたら誰もが分かることですが
少し物にこすったくらいでは、薄い傷しか残りません。
でも、その少し物に当たってしまう
車庫入れを失敗するなどが、今まで出来ていたことが
出来なくなっている判断や感覚が鈍くなっていることが多いです。
運転中以外の言動・認知症はない？
運転中だけではなく、日ごろの様子もしっかりチェックしててください。
実際、75歳～の高齢者の免許更新の
認知症検査の内容を父に聞きましたが
ハッキリ言って
この検査を通過できないと
かなりヤバいレベルです。。。
それくらい運転免許の更新の認知症検査は甘いってこと！
この検査に通過できているから大丈夫って
100％安心しきってしまうと危険です。
もう少し厳しくした方がいいんじゃないかと個人的には思います。
なので、日ごろの話していることや物忘れなども
総合的に見ておいて免許返納を説得する方向へ持っていけるようにしたいところです。
親の運転をやめさせたい！嫌がる親を説得するのは苦難の道？
親の運転をやめさせたい、年齢的にも何かあってからでは遅い。
先ほどの免許返納を嫌がる親を説得するのは本当に大変なんです。
家族内で大ゲンカになることも。。。
はぁ、どうすれば説得できるんだろう。
その前に、前段取りとして
車を売ったらいくらになるか？？も知っておいた方がいいです。
査定しておいて損はありません！！
こちらのユーカーパックでは、5,000社が参加していますが
電話がかかってくるのは１社からのみです。
色々なところからの電話が鬱陶しいとうことがありません。
↓ ↓ ↓
さいごに
高齢者ドライバーの運転事故。
悲しい事故がこれからも起きない事を願うばかりです。
被害者にもなりたくないですし、自分や自分の親が加害者になってしまうことも
避けなければいけません。
親の運転の事が気になりだしたら、早めでも免許返納を説得するのも
子供の役目かと思います。
