母子家庭が待機児童になったらすべきことは?原因と対策は?
2019/02/23
保育園の不承認通知が届いたら母子家庭は死活問題です。
仕事はできない、生計はどうやってたてていくのか?本当に困ることです!
待機児童になりやすい原因はあるのでしょうか?
そして待機児童になったらすべきことを紹介していきます。
母子家庭だからこそ!!じっとはしてられません!
子供のため、自分のため頑張っていきましょう。
Contents
待機児童になりやすい原因は?
母子家庭は保育園に入りやすい?
一般的に母子家庭は保育園に入りやすいのでは?
そう思われている方が多いかもしれません。
しかし母子家庭でも保育園に入りたいけど入れない現実もあります。
それだけ女性が子供を持って、仕事に出る人が増えているのです。
夫の様々な事情により専業主婦からワーキングマザーになる人も。
待機児童がどんどん増えていく中で、シングルマザーにとっては現在求職中であっても
保育園に入れないと死活問題です。
夫がどんな形であれ働いているのとは、わけが違いますから!
生きていけないじゃないの!!
働く気のある母子家庭は絶対に入れてくれぃ!!!
大声でどこかで叫びたくなる状態ですよね。。。。
原因が何かあったのかな?気になるところを解消していきましょう。
自治体の保育園入園基準のポイント制度
お住まいの自治体に、入園申込書を提出します。
その自治体にどれだけの園があり、受け入れ人数があり、そしてどれだけ入園希望者があるか?
入園希望社が上回るので待機児童になります。
雇用状態と、家庭状況などの詳細でポイントが加算されていきます。
自治体によりポイントがとても細かく設定されている所もあるようです。
このポイント制度で「母子家庭」「ひとり親家庭」はポイントは高いです。
母子家庭のポイントは高いのですが
現役でフルタイム外勤している人と同じくらいのポイントになるので
・育休復帰がしっかり決まっている
・仕事をしないと死活問題だから求職中
これらの状況でも母子家庭の方が不利になり落ちてしまう原因になることがあります。
理不尽だ。。。と感じるところなのですが。
※自治体により違いがありますのであくまでもご参考までに。
母子家庭の働き方や家庭状況
母子家庭が不利になってしまう可能性として書かせてもらった事ですが
日中に家で子供を保育できない状況が高い順番にポイントが高くなるので
母子家庭であっても、働き方や家庭状況により入りにくいことがあります。
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上記のような状況である場合、日中に自宅で母親が
子供を保育できるのではないかと判断されてしまうことがあります。
待機児童になったらすべきことと対策は?
育児休暇の延長ができるか確認する
育休制度がある職場は、まずは職場に延長ができるかどうかの確認をしてみましょう。
職場によっては、他の育休を取っている人は延長をしたことがないから
職場に言い出しにくい。。。職場の雰囲気が。
白い目で見られるかも。
心配になるかもしれないですが、そんな事を言っている場合ではありません!!
職場のOKが出ればそれでよし!です。
働けない状況が一番ダメージを受けるのは、母子家庭であるアナタ自身です。
可能かどうかは早めに確認、相談してみましょう。
認可外保育園やファミリーサポートも視野に入れる
まずは子供を預かってもらえる状況を作ることが第一です。
認可外であっても費用面の事もありますが、今後仕事をしてくことができないと
生活に支障がでてきます。
認可外も保育園の不承認通知が届くと希望者が殺到することもありますので
早めのリサーチをして動いていくようにしましょう。
もしも現在求職中であれば、ファミリーサポートなども利用しながら
数時間子供を見てもらえる状況を作りましょう。
仕事を探している状態のシングルマザーは、かなり精神的にも辛いところがあります。
仕事が見つからない、決まらない不安があるうえに、待機児童になれば尚更でしょう。
一人で絶対に抱えこまないでください!!
仕事のこと、育児のこと、保育園のこと、自分の悩みに押しつぶされそうになる時もあります。
相談できる身近にいるといいですが、相談しずらいこともあります。
相談できる人や、女性のため、シングルマザーのための相談できるところもありますので
本当に一人で抱えこまないでくださいね。
⇒シングルマザーが悩みを相談できるのは誰?困った時の相談先はココ!
100人待ちでも諦めない!
100人待ちなんて聞くともうダメだ。。。諦めてしまいたくなります。
八方ふさがりになった気持ちです。
でも!!!認可保育園に入園させたいのであれば、希望を取り下げずにいましょう。
もちろん認可外保育園に通わせる事も考えて
実際に認可外保育園に通園していたとしてもです。
待機児童で入園申請の保留期間もありますので
自治体にしっかりと確認して再申請を出すことも忘れないようにしてください。
待機児童が多ければ、あなたと同じようにもう無理かもしれない!
認可外保育園のみに切り替える人もいるのです。
そして認可保育園の待機を取り下げる人も出ることもあります。
100人待ちなら永遠に無理・・・
と思っていても意外に早くに連絡が来ることもあるようです。
こちらについては、自治体や周りの状況により変化しますので
何も対応をせずに、ただ待つ!だけはしないようにご注意くださいね。
親と同居をするor働き方を変える
働き方を変える
子供が小さいから在宅ワークをされている場合、
自宅にいるのだから子供の育児ができるのでは?
そこでポイントが低くなるのです。
在宅であっても、小さな子供を見ながら仕事はなかなか出来るものではないのですが。
私は子供が乳児の時に、在宅ワーク・外勤のどちらも経験しました。
実際に体験してみて在宅の種類にもよりますが
家にいることと、家にいないことは大きな違いがありました。
ある意味、仕方がないのかもしれないとも思うようにもなりました。
(あくまでも個人的見解です)
認可保育園に入園させたい!!
それが第一の希望であれば外勤に変えていく考えもあります。
子供がいるから在宅ワークを!という一般的な考えと真逆にはなりますし
簡単なことではありませんが。
在宅ワークをしながら外勤(短時間でも)のダブルワークが可能であれば
ポイントを少しでも高くとっていく方法の一つでもあります。
外に出るためには、子供を数時間でも見てもらえる環境が必要になります。
親と同居することも対策?
在宅ワーク・外勤に限らず待機児童になったら、働きにくい状況になることは確かです。
待機児童になりやすい原因として「親と同居」がマイナスポイントになることもありますが
待機児童になってしまった状況では、親と同居することも考えていきましょう。
親と同居していることだけが、待機児童になってしまう原因ではありません。
様々な家庭状況のポイント制度によるものです。
今後、母子家庭として仕事をしていく上で
親と同居することはたくさんのメリットがあります。
在宅ワークを続ける・外で働くことを選らぶ!
どちらにしても親のサポートは本当に心強いものです。
さいごに
待機児童になりやすい原因と、対策をご紹介させていただきました。
多少、極端な例も書かせてもらいましたが
それくらい様々な視点から保育園入園に向けて、動いていきたいものです。
ご家庭の状況もそれぞれ違います。
仕事の状況、家庭の状況によりご自分に一番合った方法で
母子家庭で仕事をしていけるようにしてきましょう!!
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